自動車タイヤ

複雑怪奇? でも大丈夫。自動車タイヤの規格について

自動車のタイヤについて、自分であれこれと手入れや交換をしてみたいと考えておられる方は、とても多いと思います。しかし例えばいざ交換、となると、タイヤの規格が数字だらけで判り難くて、ちょっと手を出し難いと感じておられる方も、やはり多いのではないでしょうか。そんな複雑怪奇なタイヤの規格について、少しだけ判りやすくなるよう解説してみましょう。

タイヤの規格にのっとった諸元は、こんな形で記載されています。たとえば「190/60 R 15 84 H」などです。一見しただけでは何が何やら、という感じがしますし、個々の数字で単位が違うことも、複雑さに拍車をかけているようですね。前から順番に具体的にみていくといたしましょう。

まず最初の190/60について。これはタイヤの幅と、偏平率を表しています。190/60ですと、幅190mm、扁平率70%ということになりますね。偏平率とはタイヤタイヤの横幅とホイールまでの高さとの割合のことで、偏平率の高いタイヤは乗り心地がよく、低いタイヤは操作性に優れるといった特徴があります。

次にアルファベットのRですが、これはラジアルタイヤであることを示しています。ラジアルとバイアスを区別するための記号ですが、現在一般的に使用されているのはラジアルタイヤがほとんどなので、Rであれば良い、と言う程度で良いかと思います。

次にくる15という数値ですが、これはホイールのリム径を示しています。単位は一転してインチなので、判りにくくなる要因でもありますね。数値が大きいほどホイールも大きくなる、程度の理解で構わないでしょう。

次の84はロードインデックスを指しています。ロードインデックスとはどれだけの重さに耐えられるかを表したもので、大きいほど大きな荷重に耐えられるということですね。最後のアルファベットはそのタイヤでの最高速度を表しています。Hですと時速210kmの速度までは性能が保証される、という意味になります。

一見暗号のような表記にも、一つ一つ意味がありますね。そうした点についても知っておくと、よりタイヤや、さらには自動車に興味がでてくるのではないでしょうか。


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