意外に気づかない原因がここに。自動車タイヤとバルブと虫ゴム
自動車のタイヤには、圧力のかかった空気が封入されています。この空気のお陰で自動車は車重をささえ路面に滑らかに駆動力を伝え、走ることができるのです。ところでこの封入されている空気ですが、有る程度時間が経ってくると、残念ながら自然に抜けていってしまいます。原因は封入されている空気にもあるのですが、タイヤに用いられている小さなパーツの一つの劣化が原因となって、空気漏れの速度が早まってしまうこともあるのです。
その小さなパーツとは、虫ゴムと呼ばれる部品です。自動車のタイヤの空気は、エアーバルブという空気封入口を通して封入するのですが、虫ゴムはそのエアーバルブの内部に使われているのです。一般にタイヤのエアーバルブには三種の形状があり、自動車のエアーバルブは米式の形状をとっています。米式バルブの特徴は、バルブの封入口の内部にピンがあり、これを押すことで内部の空気を抜けるようにしてあるのですが、虫ゴムはこのピン周りに使われており、外部と内部との弁の役割を果たしていると考えれば間違ってはいないでしょう。
さてこの虫ゴムですが、非常に小さくまた薄いパーツですので、とても損耗しやすいのです。外側に見えているパーツでもないため、損傷していることに気づかぬまま使い続けていることもままあります。損耗した虫ゴムは空気漏れの原因となりますので、パンクでもないのに空気漏れが起きている場合、是非チェックしてみることをオススメします。
実際に損傷している場合は交換となるわけですが、虫ゴム自体は安いものですし、交換自体も簡単です。ただしタイヤ内の空気が外へ逃げるのを防ぐパーツですので、交換の際に内部の空気は外へごっそり逃げてしまいます。つまり虫ゴムの交換の際は、空気の封入もセットで行う必要があるということですね。虫ゴム交換の準備には、空気入れも必要になるということですので、そこは注意しておきましょう。


