自動車タイヤ

タイヤの健康のバロメーター、自動車タイヤのスリップサインについて

自動車にとってタイヤとは足であり靴ですが、どちらも放置して常に万全な性能を発揮できるものではありません。常日頃からの手入れがあってはじめて、十分な性能が引き出せるものですよね。こうしたメンテナンスの行き届いた状態を健康体と呼ぶならば、健康のバロメータとなるのは一体なんでしょうか。

こと自動車のタイヤに関していえば、それはスリップサインだということになります。スリップサインとはタイヤの内側、溝の谷底に練りこまれている小さな突起のことを指します。スリップサインの装着は義務付けられたものですので、レース用のスリックタイヤでもない限り、どんな公道用車両のタイヤにもあるでしょう。長らく自動車に乗り、タイヤが磨耗していくにつれ、溝の深さが浅くなっていき、相対的にスリップサインがタイヤ表面に近づいてきます。そしてスリップサインがタイヤ表面にまで到達してしまったとき、そのタイヤの寿命は尽きたということになるのです。

なぜならタイヤには肉厚の最低限度が定められており、1.6mm以下のタイヤでは走行が禁止されているのですが、スリップサインとはまさにこの1.6mmの境界に設置されているのです。スリップサインが出たままのタイヤで走り続けることは違法となりますので、速やかな交換を検討したいものです。


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